全労済と府民共済の違い 満60歳直前で障害の残る事故を起こした場合
これは15年前の話なので、今では変わっているかもしれません。
ただ、保険会社によってこんなにも受取金額が変わるんだよという
参考になれば良いと思います。
私の父は自営業で鉄工所をしています。
60歳の誕生日直前に仕事で機械に右指全てを挟む事故を起こしました。
右指は全てコナゴナで、救急隊員の人も指を持っていくのを諦めたので、
その時点で障害確定です。
結局、障害年金の等級は3級となりましたが、今現在も元気で働いています。
いざ、共済金の請求したのですが、貰った額がかなり違うのに
ビックリしたそうです。
(金額は母のうろ覚えで確かではありませんが…)
なぜかと「全労済」に問い合わせた所、
「退院時は60歳だったので…」との事。
満60歳前と後でもらえる共済金は違う事は知っていました。
でも、怪我をした時点で障害は確実なのに、なんだか腑に落ちませんでした。
「府民共済」は
「回復の見込みがないと診断され症状が固定していることが前提」時点で
後遺障害共済金が決まるみたいです。
共済金のご請求 お支払い事例:生命共済症状の固定とお支払いについて|大阪府民共済
「全労済」は「府民共済」のような記述はHP中では見当たりませんでした。
保険によってこんなに考え方が違うという事を初めて知った事件でした。